les lucioles! ホタル! ほたる! 蛍! | きょんのたわごと

les lucioles! ホタル! ほたる! 蛍!

蛍2        蛍1


小さい頃、両親に蛍を見に連れてもらった記憶があります。ここ数年、友人達と蛍見物をするのがこの季節の行事となりました。何故かというと・・・・、


知人O氏は、毎年4~6ヶ月間フランスの大学院生を彼の会社にインターシップとして受け入れています。一応、学生はアパートに一人暮らしをしているのですが、基本的に食事や家族行事等はO氏と共にするので、半ホームステイといったところでしょうか。私がフランス好きということもあって、2年前から彼らとも親しくさせてもらっております。彼らに「日本映画は何を見た?」と聞くと、「火垂るの墓」を挙げるんですよ。だったら、実物を見せてあげようじゃないかと。


今年の学生Y君にも、「6月になったら蛍が見られるんだよ。一緒に見に行こうよ!」と、カタコト仏語でお誘いしました。因みに、仏語を三回言い直させられました(泣)。私も負けずに、彼が「オテル」と言うので「ホ・タ・ル」と言い直させましたけどね。「ハ行」が言い辛いのは知ってたけれど、聞き取り難いのもあるんですね。


友人M子とM子の彼N氏、Y君、私とで行ってまいりました。小川の一部エリアにしか生息していませんが、満天の星空の下をゆらゆらと幻想的な風景。アニメでしか蛍を見たことの無いY君は感激しておりました。関東出身のN氏も数十年振りに見たらしく感動。実際飛んでいる姿は撮れませんでした。残念!


でも、駐車スペースの隣に「蛍の生息」についてのボードが展示してあり、「蛍博士」なるオジサンが蛍を触らせくれたり、「オス・メス共に光る」、「飛んでいる蛍の95%はオスで、メスはじっとオスのサインを待っている」、「北日本と西日本では同じ種類の蛍でも点滅する周期が違う」・・・解説して下さいました。


Y君の同級生の殆どが東京の会社で研修を受けているので、他の人が見られない「日本」を体験してくれたんじゃないかなぁ・・・と、私も満足。帰り、「ホタルきれいだった」と発音もバッチリになっていましたよ(笑)